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63.「望念」   2010年12月26日

 仙台のクリスマスは白銀の世界で、定禅寺通りの光のページェントはきらきら輝いて冬映えしています。車で光のアーチを通り抜けましたが、ロマンを求める沢山の人々が思い思いに楽しげに歩いています。
光のページェント1 光のページェント2

 今年は2月20日、21日のチャレンジPPKと天命塾共催講演会以来何度となく仙台で共催事業を行ってきましたが、締めくくりは12月18日のときめきコンサートと作並温泉での望念会、翌日の餅つき会でした。
 
 人の体は楽器です。楽器の楽は楽しいですが、この字は木の上に上がって太鼓を打ち、鈴を鳴らしている象形文字とのことです。そうすることが楽しい事の原点かもしれません。そして器は口が4つでエネルギーの出入りをするものを人の周りに置いて一つにするもの。あるいは人が手足を拡げているのが大の字で四方にある口でエネルギーの交流が起きるとも言えます。いずれにしろ楽しいエネルギーが流れる世界かと思います。

 声楽を長年専門として研鑽をつまれ、京都で指導してきているM夫人は、昨年仙台に来た時に青葉城を観光しました。仙台は土居晩翠の縁の地で城跡には荒城の月の碑があり、そこで歌を口ずさんだそうです。一緒にいた御主人共々に感じるものがあり、いつか仙台でコンサートを開催し、荒城の月を歌いたいとの夢を描きました。その夢が1年後に叶うことに成りました。

 銀杏坂は銀杏並木が綺麗な通りです。そこにコンサート会場の喫茶&ラウンジ銀杏坂があります。既に銀杏の葉は散り、朝からの強風が枝を揺らしますが予定通りコンサートは始まりました。シックな室内は大人の世界でカウンターに設置されたグランドピアノが優れものです。ピアノ演奏のT先生は広島の大学で音楽の教授をされていますがMさんとは旧知の中で息がぴったりです。ピアノは生き物です、どんなピアノも使いこなす彼はこのピアノは調律も良く出来ていて中々良かったようで、もっと演奏したい感じでした。御主人はフルートを奏で2時間のアフタヌーンコンサートです。
銀杏坂、ときめきコンサート

 金子みすず作詞、中田喜直作曲の「14の童謡歌曲“ほしとたんぽぽ”」、荒城の月やショパンのピアノ独奏等アットホームな中で楽しい世界です。しかし不思議なコンサートです。京都、広島の演奏者が仙台の地で兵庫、大阪、京都、愛知、東京、栃木と仙台のテンメイメンバーを前にして20名程で開催されているのです。

 M夫人は今回の会ではいろいろとこれまでにない難題が沢山あり大変だったと言います。遠距離の移動、会場の下見もなしで、気心が知れているとはいえピアノとの音合わせもほとんどできず、仙台で事前の御自分のボイストレーニング、ご自分の身体が楽器でその手入れもままならず等など、これは試練と感じる、思うようにいかない事が多発しました。そんな中で、古希を目前にして改めて学びを深められたようで、終わってみて囚われ拘りを手放せたようだと言います。

 そして、演奏中に感涙に浸る方がいるのです。彼女の幼少時からの音楽に関わる中であった物語が、金子みすず、中田喜直、ショパンなど一連の中でフラッシュバックされて、感情が大きく動いたようです。でもそのことで拘り、トラウマを解消できたようだといいます。今回のこの会は一種の生前葬だったように思えます。昨年は近藤会長の生前葬を小山の杉浦導師の道場で行いましたが宗教色が強い為か、今一つ反応がありませんでしたが、今回のコンサートで生前葬の展開の新たな可能性を感じることが出来ました。

 偶然と思えない事がこともなげに現実化する、そこには自分の我を越えた計らいがあり、素に還り、いのち甦り、今を身軽に生きるエネルギーを頂けることはありがたいことです。意識の深い処に巣くっている棘や楔が抜けて、天地を繋ぐ柱としての己の役割を果たして行く整理がつき、清浄化、正常化して行く。己の輝きを取り戻し発光する機能を得るような感じです。

 懇親会は精進料理でしたが、想いの他の盛り上がりで酒量も増して深夜に迄及ぶ宴でした。望念会でPPKの皆さんの想念を望み伺うと、どんどん軽量、軽妙になっているようでこれは、ひとえに両代表の存在、導きが大きいのでしょう。すっきり、さっぱり、明るく、楽しく、暖かく、今ここに在る、そんな感じです。中には飲みすぎて翌朝起きるのも難儀して、記憶が無くなった方もいましたがそれもまた良しでしょう。
PPK望年会at岩松旅館

 19日の朝は昨日の天気が嘘のようです。快晴で風もなく暖かい日差しが嬉しいのです。ゆっくり宿を出て名取のテンメイ農場、高柳亭に向かいましたが、途中に宿から忘れ物の電話があり、犯人を探してその車は引き返す幸せがありましたが全ては順調です。

 餅つきの準備は整っていて、直ぐに搗き始めますが昔取った杵柄の方も、初体験の方も楽しい輪の中で笑い一杯の内に2臼6キロを搗きあげました。極め付きはテンメイの選りすぐりの家庭料理達人メンバーの腕の見せ所です。まずもって、今年皆さんで田植えをした素晴らしいもち米を搗いて食べられる体験はめったの事では味わえません。

 お雑煮餅、あんこ餅、納豆餅、ずんだ餅と味わいましたが納豆以外はすべて農場の野菜です。その他、おでん、きんぴら、柿なます、漬物とほとんどがお手製で、持ち込みの料理も含めて豪華な後餐会です。美味しい、もう満腹の声が溢れ、残ったお餅は遠来の方のお持ち帰りになりました。
2010.12.19PPKもちつき 2010.12.19PPKもちつき交流会会食 2010.12.19PPKもちつき交流会懇談

 身体が満たされた後は自己紹介を兼ねて談話会ですが皆さん嬉しい、楽しい、幸せのお言葉ですが、杉浦導師はあまり多くを語りません。喜びを味わっておられるのでしょうか。      

 御導師の小山の根本道場での今年1月24日の天命塾信念会で頂いた2010年の年間のお言葉は「楽夢」で「人生は楽しむ為に生まれて来たのです 夢を楽しみましょう 楽しめば夢は実現する」と解説があります。その時にMご夫妻は参加していて、その日が奥様の誕生日で、その時に仙台でのコンサートの夢をお話にしていたようでした。そして叶ってしまいました。

 12月のお言葉は「自我を解(と)かせば調和」で「自己中(エゴ)をとき放せば 共存共栄の理想の社会がゆっくりと顕現する」そうですが如何でしょうか。

 とても穏やかな安らぎのある、和み、満たされた時間はあっという間に過ぎてお別れの時間です。仙台空港と仙台駅に皆さんを送るお別れは、また来年の再会の楽しみです。農場から見る夕陽がありがたい光をもたらして下さいました。今年最後のメインイベントはありがたい望念会、集いでした。
2010.12.19高柳亭帰り夕陽

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仙台天命塾長

Author:仙台天命塾長
 大久保直政
http://genkiup.net/

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