FC2ブログ

53.「真向」   2010年11月11日

 11月5日からの5日間の出張から帰ったら仙台は枯れ葉が舞う季節になっていました。街路樹が色づいたのを気付く前に枯れ葉が路面を覆い、強風吹き、寒さで身をすくめる、もう冬間近の今日この頃です。

 尖閣列島での中国船と海保の衝突映像がニュースを賑わしてしますが色々なことが臨界点を迎えていることは明らかで、これまでの常識、統制が崩れ、新たな事が始まって来たことが明らかになり、誰にも分かりつつあります。有事の金の価格が史上最高値を付けていますがもうすぐクライマックスに遭遇しそうです。

 世の中は己の意識次第といいます。意識の達人、世の最先端情報に精通した方達と時間を共にしますが、彼らも己の中で楽しみを満喫しているのですが、笛吹けど人踊らず、そんな感じもあります。常に相対をその必要に応じ、自立的に、触媒として活性させる役割を果たすリーダーはその時代相応の課題がありそうです。

 そんな中で私は何故かさめているのです。淡々としていて云々と評されますがそれも一面なのでしょう。動きに動かずか、動きに動けずかは大違いです。今、この時代に生きている我々は既にそれぞれ渦中、台風の目に入った様です。意識の定めどころを問われています。

 三人寄れば文殊の知恵といいますが、PPKの両代表の杉浦清始導師、近藤洋一会長と話していると色々見えてきますし、方向も決まります。お陰様で打ち合わせは初期も目的を達成でき、来年の根幹が決まりました。彼らはぴかぴか輝いて生き、還るを実践するリーダーとして、共鳴共振出来る御縁を拡げ、その中で楽しみを頂き己が輝いて生きる、先達です。そして天命塾の産みの親、育ての親であり、私の無き長兄と同年でもあります。

 今私が色々ご縁を頂き学び、導きを頂いている生体エネルギーの佐藤政二先生やあわ歌の中山博さんは私の次兄と同年です。家庭、家族縁が薄い私はこんな御縁で生かされているのかなとふと思います。

 今回、初めて伊豆大島に渡りました。東京竹下桟橋から高速船で1時間45分ほどの快適な船旅です。三原山が1986年11月に大噴火しました。丁度24年前ですが島民1万人の避難がなされ被害者を出すことなく、1ヶ月後無事に帰島出来たことは画期的なことでした。その時の様子は以下のサイトで伺い知れますが臨場感あふれ、現場のリーダーの判断、決断力、それを支えた面々の素晴らしさ、凄い事と思います。シナリオのない本番だけの実体験、人生は何時もそうなのでしょう。当時テレビで見た記憶が蘇ります。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-senoo/Ningen/mihara/sub_mihara.html
 
 レンタカーで巡る島は快適で、信号機もほとんど無くのんびりした世界です。あんこ椿と歌われる椿の花はオフシーズンでしたがアシタバのアイスクリームは中々美味でした。波浮の港から元町に戻る途中に素晴らしい夕陽を見ることが出来ました。秀麗な富士山も伊豆の山々も海の向こうに見えます。
大島からの夕陽
 
 翌日朝は三原山登山です。直近の噴火から24年過ぎていますが、駐車場から展望台に向かい山の全景を目にするとさすがに圧巻です。流れ出た溶岩が黒々と存在を知らしめ、火山灰の堆積も当時の有り様をとどめています。登山道は良く整備されていて途中に待避所が設けられている以外は人の気配を感じることは無く、雑草や低木が茂り、静寂、自然の変遷が、ひたすら己の時間の中で流れている感じです。火口は寒々として風が冷たいです。いずれ起こると言われる天変地異の一端を伺える島でした。
三原山

 伊東行きの高速船で次の目的、真向法研修全国大会に参加です。真向法は私の長年の健康法で、お陰様で指導者として皆さんのお役立をさせて頂き25年が経ちました。今回の全国研修大会には全国各地から同行同修の方々900名近くの参加です。共に参加した我が支部の面々と研修、懇親を深め、夜は自主研修でした。

 今年のテーマは「みる 見られる うしろ姿」です。以下その趣旨です。
孟子の書中「柔軟は正の徒・強堅は死の徒」とある。また「面に見(あら)われ、背にあふれ、四体に施(およ)ぶ」とも喝破している。生命の最も純粋な姿は「柔」である、その思想や学問が単なる知識や趣味ではなく、本当に身につくと、まず顔に現れ、さらに発展して真にその人の血となり肉となれば、やがてその勢は背中に溢れるというわけである。顔はつくろえるが、うしろ姿はごまかせない。真向法で姿勢を正し、自ら健体康心を創造しよう。更に広く世に普及振興して、健康な人づくりと社会づくりに貢献しようとするものである。

 私も健康法を永らく続ける中に何事も物事のポイント、急所が見えてきます。伝えられるものと、中々伝わらないものがありますが、求める意識があれば体得出来る可能性がありますが、全ては各自の必要度、熱意です。今回の研修会での指導者の方々の気付きで、私の秘訣を支部の指導資格者へお伝えする新たな道が開かれるかもしれません。一生健康で真向に生きたいものです。

 研修の後、私の長兄の縁の地が天城にありますので足を延ばしてきました。目的地に向かって山道を登って行きましたが、道が土砂崩れで封鎖されており、かなり迂回が必要でした。最後に訪れてから10年近く経ち、場所も不確かな記憶です、結局は諦めて途中で引返しました。崩落したであろう道が、何故か回復しそうには思えず多分、今後訪れることは出来ない様な気がしました。そこであわ歌を歌い、響かせてきました。

 下山途中に携帯電話を落としましたが無事に戻ってきました。後で下りた方が保管して下さり、気付いて携帯に電話を入れたら連絡が取れて、丁度交番に届けてくれたところでした。不幸中の幸い、とてもよい方に御縁を頂きました。大難を小難に、無難にと全ては順調に進んでいる事を気付かせていただいた一こまでした。

 この頃は私はボーとして自分の世界に居て、あまり外界と係わりが少ない感じでいます。いよいよ世の中はタガが外れ、天地大激変で全てが変わり、上が下に成るようです。そんな中でも頭を飛ばし、己の心の置きどころ一つ、一心に真向を見つめ、己の本心、不動な心で楽しみたいものです。全ては一つ心を定める、そこに秘訣はあります。その為には孟子書中に在る様に、柱を正し整える、姿勢、構えで天地繋いで光輝いて生きたいものです。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

仙台天命塾長

Author:仙台天命塾長
 大久保直政
http://genkiup.net/

RSSリンクの表示
最新記事
最新コメント
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ
カテゴリ
QRコード
QRコード
FC2カウンター