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42.「彼岸断食」  2010年9月23日

 昨日22日は中秋の名月、23日は満月が頂ける日です。仙台は生憎、秋雨で見えませんでしたがエネルギーは頂けます。常にエネルギーは満ち、欠けて繰り返しますが同じようで同じはありません。日々の生活の毎日が変化に富、豊かな人生の営みを頂けます。

 よく私は、原点、視点、感の言葉が浮かびます。最近、秋彼岸を前にして親族のことを想い、己の原点を振り返っていました。私の前提条件は何か?私のシナリオを作った己のスタートは?その目的は?兎に角、三次元的原点は両親かと思います。

 私の両親は既に四半世紀以上前に冥府に旅立ちましたが、常にありがたい存在です。明治生まれの父は還暦を過ぎて、地元の出版社から自伝を出していましたが、秋彼岸を機に久しぶりに読み返しました。40年前の本には、改めてそうだったのかということが沢山あり、それは今の私の視点で読み込む箇所が違うのでしょう。些かの遺伝子的継承を感じたり、又、役割の違いの大きさを頂きましたが、生かされた時代の差を思わざるを得ません。貫き通した男としての生き様の原点は、何故か早く亡くした実母への愛だったのかという気がします。自伝を書き終えて後、10数年の活躍した晩年は真理を極めたようにして大往生を頂きました。母は父の1年前に先立ちましたが苦労が絶えない中に、己が人生の救済、寛喜を晩年夫婦で頂き、本望だったように末っ子の私には思えます。

 先祖の徳分を子孫が頂き、己が人生の今があることに感謝です。無形の導きを頂きながら心を軽く、今に生きたいものです。

 この秋彼岸を前に、この時期初めて座禅断食会を開催しました。断食会は既に仙台で6年目を迎えていますがこれまで年3回3,7,11月の開催でしたが、参加希望者が多く9月も開催させて頂きました。今回も定員一杯の36名の参加で皆さん満願成就頂き、嬉しい旅立ちで終えることが出来ました。

 今回初めて気付きましたが、父も旧制高校の頃から座禅や断食をしていたようです。彼は座禅の無の境地を会得し、好んで、剣の道と共に遊んでいたようです。又、破天荒な中に未来を見据えて大学は九州へ進み、そして昭和初期の大恐慌の時代に昭和維新を画策し、中国に渡ったり日本各地で活動したようです。28歳の時には己の死に場所をと願ったようですが、結果的に父の死や、徴兵など諸々の事情で免れ、又、満州の戦地でも生き残りました。そして生死の狭間を生き抜き、多くの覚悟を得、生き残った者の使命を感じ戦後の復興に挺身したようです。

 私は断食会の中で座禅も指導させて頂いていますが我が師、野口法蔵師の様な指導は到底出来ませんし、己が無の境地にも遥かに遠い凡夫です。しかし、断食期間中の姿勢を保持し、呼吸に集中することにより、座禅的な深化はさておき身体的反応は良い方向に進むことは確実です。参加者の姿勢、呼吸を見させて頂き、その集中度、具合は分かります。初心者と10回に迫る経験者はおのずと座禅断食会の目的は変わってきます。初心者はやはり、身体の健康を主に宿便出し、ダイエット等を考えますが、回を重ねるに従い、断食期間中の反応も理解し余裕を得てくると、心の宿便出し、精神的改善を目指すようです。今回も初心者が16名ですが4回以上の方は10名で丁度良いバランスでした。

 毎朝の10分の読経は腹式呼吸で発声し、座禅に入る導入には欠かせません。2日目の昼過ぎの20分間の合掌行(正座して頭上で合掌し、般若心経を10回唱える)は自律神経のバランスを調整し、身体の活力を高め、癒しの放射線を出すという神の手を作ると言われます。座禅は多数でする方が座りやすく、呼吸も入りやすく情報を共有出来て、具合の悪い人を防ぎ効果も上がります。座禅と瞑想の違いもポイントです。目をつぶり空を作る瞑想では、イメージを見ると眼球が動きエネルギーは使われ、宿便の出が悪くなると法蔵さんは言います。半眼で背筋を伸ばして数息で呼吸する座禅は無を目指します。瞑想に慣れている人ほど座禅になりにくいようです。

 場の中心を定めその場を如何に作るか苦心します。毎回参加者の様相で変化がありますが3日目になるとかなり空気が整ってきます。法蔵さんが確立した20分の座禅を15回繰り返すやり方が中々効果的なようです。昨年から生体エネルギーの電気機器を場づくりに活用していからは皆さんの反応はすこぶる良好です。3日間と予後の1週間を通じて如何に心身の清浄化、正常化、自分の能力への気付きを得て、健康的な生き方への改良が出来たら嬉しいことです。

 今回も明けの食を食べ始めてから20分弱で私も含めて数名の方が排便を頂きましたが、次々と宿便出しにトイレに入り込む皆さんは感動した喜びの笑顔で戻ってきます。1時間を過ぎて最後の3名が排便を頂き、今回も全員か満願成就出来ました。終了後のミーテイングでは皆さんが感想を述べ合い、私にとっての楽しみな時間であり、御褒美です。何人かの感想文を紹介させていただきます。

「3日間にわたるご指導ありがとうございました。日頃の食生活のあり方を考え直す大変良い機会になりました。丁寧なご指導のお陰で不安なく参加させていただきました。経験者の先輩方も大変親切で的確なアドバイスをいただきながら進めることができました。一人では決して達成することが出来ないと思いますので感謝の気持ちでいっぱいです。断食明けの大根汁の美味しさ、食べ物をありがたく頂戴することが出来たことを忘れずに、日々健康的な生活にあらためたいと思います。2回目も是非参加させていただきたいと思います。とても良い環境の中で気持ち良く座禅断食を行うことができました。引き続きこの場所で開催して頂ければ嬉しいです。」(初参加者)

「お陰さまで大久保先生の御説明の通りの経過をたどることができ、自分のカラダにびっくり致しました。坐禅もほとんど経験がなかったので、どうなることかと心配しておりましたが、場を整えていただいたお陰か心地よく坐ることができました。何よりも恐らく何十年分かと思われる毒が出た瞬間は感動致しました。今後のカラダの経過が楽しみです。ありがとうございました。」(初参加者)

「7月に続き2回目の参加でした。7月は予後1週間目の体重を維持したままで今回を迎え、体調だけでなく、自分の人生の大事な節目の決断をできたのは断食のお陰だと感謝です。その気分のまま今回に入りましたので穏やかで優しい3日間でした。それは周りの方達との新しい出逢いのお陰です。前回は最後から2番目だった宿便取りも今回は20分!後はゆっくり久しぶりの食事を味わえました。11月は地元の友達と一緒に参加する予定です。それ迄心身を整えて参加します。有難うございました。大久保先生はじめスタッフの皆さんのこまやかな気配りに感謝します。」(2回目参加者)

「毎回違う体験をする楽しさと緊張感に魅せられています。人間の根源のところに関わっている事柄のせいでしょうか。食べることと消化して出すこと。日常生活でとかくないがしろにされてしまう部分のように思われます。今回は1階の座禅した場がとても良い感じでリラックスでき、休み時間にすっかり熟睡し、はじめての体験でした。色々な方々とのお話もまた楽しいものとなりました。座禅の姿勢がなかなか整わず苦労しています。もう少し交流の時間が取れたら良いと思いますが時間的になかなかむずかしいですね。」(5回目参加者)

 彼岸の入り日の20日に終わった断食会ですが、全てが凝縮しコンパクトにまとまった落ち着きを感じていました。読みかけの自伝も読み終えて、いのちの仕組み宇宙のあり様に新たな畏敬と感謝を感じています。次回11月の座禅断食会は既に30名を越える参加申込を頂いていますがありがたいことです。

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Author:仙台天命塾長
 大久保直政
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