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26.「草取り」           2010年6月29日

 全ては滞りなく流れているようです。おおむね順調です。

 休耕田を耕して灌水していた田んぼに蓮の花が咲いたそうです。何年も眠っていた蓮の実が環境条件で命の眠りから目覚め営みを開始する、なんとも自然、生物の命の仕組みは計り知れないものがありますが、それは真理の一端、宇宙法則に基づく当然のことなのでしょう。そして単に人間の無知なるが故の驚き。自然の中に頂く教えは貴重です。

 お陰さまで田んぼの稲の生育は順調です。6月27日は朝から木村さんの田んぼの草取りでした。1カ月ぶりに見た稲は立派に生育していました。私達が手植えした田んぼは何故か雑草が生えていないのです。木村さんも驚きです。

 機械で植えた5反歩程の田んぼの草取りを皆さんでしましたがヒエやコナギの雑草です。裸足で入り目を凝らし雑草を黙々と取りますが段々と要領が良くなり面白いのです。10数人で3時間程で綺麗に出来ましたが、木村さんの奥さんは大喜びです。何故かと言うと彼女は毎日草取りに明けくれています。毎日、他の用事の合間に朝食前1時間、午前、午後各2時間程草取りして、順調に出来て5反歩に1週間かかるというのです。

 手慣れた素早い動作の彼女の草取りの姿は素晴らしいです。エネルギーの高い田に入ると夜は足が火照って大変だそうです。笑顔が素敵に明るい、二人の幼子を育てる若い彼女はすっかり農家の奥さん、木村家の貴重な存在です。

 それにしても20町歩以上の広さの草取りを考えると気が遠くなります。除草機も使うようですが除草剤を使わない無農薬の田んぼはとにかく手がかかります。お友達で草取りがしたいとお手伝いに来てくれる方がいるとか、無心に草取りする中で元気を頂き、都会のストレス発散、解消にはお薦めです。広い水田地帯ですが私達以外に草取りしている姿は目に入りません。丹精込めた木村さんのお米が美味しいのも当然です。
 
 私達テンメイの1反歩の田んぼは草取りが必要ありませんが、素足で稲の間を皆で歩いて稲に良き刺激を与えます。稲の根の張り方が明らかに違います。根はあまり深くないのですが横に沢山広がっていてしっかりしています。水面にはガスが浮いた感じで水も心地良く、先に草取りした田んぼと明らかに違うのです。歩くだけで元気、エネルギーを頂く感じです。日頃長靴の木村の奥さんも素足で体験したら驚きです。

 昨年収穫されたテンメイ米は明らかに生育がよく、実が大きく、味が良く美味しいお米でしたが、生体エネルギー資材も同じで機械植えの他の田んぼのお米と何故違うのか木村さんが考えたそうです。結論は、天日干しも有りますが沢山の有意の人達が素足で田に入り手作業をしたからではないかと。なんとなく納得して益々ことしの収穫が楽しみです。8月上中旬頃出穂の時期に稲の花が見られる様ですが、今度8月8日中山博さんあわ歌ツアーで訪れますがタイミング良く白い可憐な花に逢えるのではないかと期待しています。
 
 引き続いて、東松島のテンメイ農場に移動して元気者7人で日暮れまで2時間半程、畑の草取りです。私は主にサツマイモの草取りですが手つかずの畝は雑草が繁茂してかなり手こずりました。汗だくになりましたがすっきりした畝を見ると達成感で嬉しくなります。
 しっかり育って私達にいのちの恵を頂けるように順調に生育してくれることを念願です。その日の夜に程良く雨が降りましたのでしっかり成長できることでしょう。 
 近くの温泉に皆で移動してゆっくり温泉に浸り、疲れも何処に飛んで行きました。木村さん達も合流して、すっきりさっぱりした体、清々しい笑顔で延々と楽しい語らいが続きます。
 
 自然は素晴らしい、しかし土を耕して作物を得るには色々な手がいります。かつて開墾した先人たちの御苦労は計り知れないものがありますが、我が農場長も荒れ地を耕し、仲間が集い、着実に成果を得られてきました。必要なこと、出来ることをひとつひとつ積み重ねて得られるものは有形のものだけでなく、無形のものも沢山あります。土を耕し、心を耕す、御霊磨き。
 
 私の好きな言葉に「科(か)に盈(み)ちて後進む」があります。その意味は以下です。「《「孟子」離婁下から。「科」はくぼんだ所の意》水が流れるとき、くぼんだ所があると、まずそこにたまってから先へ流れていく。学問も、一歩一歩順を追って進むべきことをいう。」
 生体エネルギーの学びの中で佐藤政二先生がいつも肝に銘じて進むように伝えている言葉でもあります。学問だけに留まらず農業の中でも必要な事と思います。科の字は禾と斗から出来ています。禾は稲等の穀類をいいますが、斗はそれを計る単位。稲が科学の始まりかもと思ったりしました。

 その時必要な事を為して、食物に必要な環境を満たし、作物の本来持っている優勢な遺伝子の発現を促し、それを頂く人間を豊かにする。縁する多くの係わりを活かし合う。今回も草取りを通して、心豊かな仲間が元気を頂き、蓮華のような笑顔の花が開きました。嬉し楽し幸せの一日でした。感謝です。

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Author:仙台天命塾長
 大久保直政
http://genkiup.net/

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