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142「一体全体」2012,2,29

 今年は閏年(うるうとし)で2月は29日が晦日(みそか、つごもり、かいじつ)です。2月は例年にない雪に仙台も些か難儀しましたが、確実に春が間近いと明るく暖かく感じる今日この頃です。私も多岐にわたり忙しい時間を過ごしましたが、その流れは全て善きことの様です。天命塾はひと月に4つもオープンセミナーを開催してこれまで最高の密度濃い月でした。そんな中で2月の締めくくりは山田將貴さんの講演会を25日から2日間にわたり開催出来ました。

 山田さんは名古屋で伊路波( http://iroha.ws/index.html )を主催しておられます。長崎に原爆が落とされた8月9日が誕生日で、私の少し先輩です。平成5年からはそれまでの経営者、産業人以外に真理に目覚めて多くの探究の旅と出逢いを重ねてきています。
 私とのご縁は平成13年でしたでしょうか金沢の友人のYさんの紹介で出逢いを頂きました。Yさんは山田さんと同年の8月6日生まれで広島に原爆が投下された日です。お二人は同じ原爆投下日に生まれていますが、原爆の種類が違い6日はウラニウム型原子爆弾リトルボーイ、9日はプルトニウム型原子爆弾ファットマンと違うようにタイプが少し違う仲間です。
 実は山田さんと私の携帯電話の末尾番号が7300で同じなのです。初めて会ってお二人の原爆の誕生日と私との電話番号のことで何か深いご縁がありそうだと思った記憶があります。何しろ未だ携帯番号の同じ方にはお会いしていませんから、かなり稀な確率なようです。以来お蔭様で私は年に何度かお会いする機会に恵まれお互い楽しい情報交換をさせて頂いています。
 今回は当初、飯島秀行さんの講演会をこの日に開催予定でしたが、飯島さんが骨折で予定がキャンセルになり、急遽、飯島さんと永い間共に活動してきている山田さんにお願いして快諾?頂いたのでした。既に飯島さんは怪我も回復して、活動再開していますが、仙台で山田さんにお会いして聞くところによると、なんと飯島さんは25,26日は名古屋で講演会とのこと、一体全体これは何?という感じです。凄い計らいがありそうです。

 25日は何故か山田さんに仙台駅に私を出迎えて頂くことになりました。私が長野出張で仙台に着くころには既に山田さんが飛行機で到着していて立場逆転現象になりました。何か変な感じです。
 その日は朝から大雪で仙台も今年最高の積雪12cmでした。悪天候で飛行機も着陸に2時間弱ほどかかったようです。仙台に来ることに抵抗する力が働いたのかもしれませんが、予定通りお話することに許可が下りたようです。

 17時からのあわの里天命舎での講演会には雪で交通事情が許されずに何人かの方がキャンセルになりましたが、予定通りの20数名の方の参加を頂きました。ありがたいことです。10年ほど前には山田さんも仙台に何度かお越しになり、我々も名古屋にツアー等で出向く機会も多々ありましたが、山田さんと面識のある天命塾の方も数人になり時代の変化を感じます。でもある事情で5年間の封印をしていた活動を解いて仙台でお話して頂けることありがたいことです。しかし、二度ともう話すことは無いと言っていましたが、いつか事情が許される時が訪れることを期待します。

 お話は笑いあり涙ありであっという間に過ぎました。初めて山田さんを知った皆さんは大きな驚きと、何故か未知の存在に遭遇したような魅力を感じておられた方がほとんどでした。飯島秀行さん考案の自家製空気清浄器と、水を利用した発電機も持参頂いて皆さんにお披露目頂きました。山田さんは天命舎のエネルギーが高く、皆さん真面目な方々と感じられたようです。
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 20時過ぎからの懇親会も当日参加希望の方が沢山で20名程で開催になりました。大いに盛り上がり、凄い飲み方です。お店で愛飲の生体エネルギー生地ビールの蔵ビールの樽が空き、お店にあった小黒酒造の玄米酒やすらぎの滴も無くなり、朝日晴、玄米梅酒も全て飲み干して無くなり、昔の天命塾を髣髴するそんな宴席でした。そしてお店を出たのが既に午前を迎えていました。私も久しぶりにお酒を頂き大はしゃぎです。山田さんもホテル勘違いで少し深夜徘徊したとか?いずれにしても記念すべき講演会でした。

 2日間の講演会を無事に終了してご縁の方々とお蕎麦屋さんに食事に行きました。山田さんは仙台の会場や諸要件も相まって加圧されたのか食べなくて良いようで、食欲が無いと昨夜の懇親会でもあまり食が進みませんでした。まずはビールでホット一息ついていただきました。そして会計すると9990円です。えっ?という感じです。999は私の車のナンバーでもありお好みの数字です。39とかラッキーナンバーなどが現れると天がお認め頂いてオッケーのことと理解しています。今回の講演会は大きな役割が果たせたような感じで嬉しきことです。
 26日午後はテンメイ名取農場を見学いただき、津波被災地の名取市閖上の日和山へ案内しました。農場では生体エネルギーの圃場を体感し、食味試験、後は腰が不調ということで、急遽真向法体操教室を開講することになりました。
 日和山ではとても意味深い体験をされたようで、大きな存在との対話の中でこれから自らが果たす約束を交わされたとのことです。人生でとても大きなことだと山田さんは話されていました。皆さんで夕食会は四方山話で楽しい時間でした。

 27日は朝から石巻へご案内しました。日和山で被災地を展望して頂き、渡波の佐藤造船所さんにお連れしました。私も石巻は今年初めてです。佐藤さんも元気に迎えてくださりました。造船所は復興に向けて確実に進んでいました。佐藤さんは山田さんに津波の体験を語り、これからの夢を熱い思い伝えて、新たな気持ちを燃え上がらせていました。
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 工場には新たな修理の舟が引き込み線に鎮座しています。その船名は第十五龍神丸です。龍神様が登場できっと更なる進展がみられることでしょう。山田さんにとっても貴重な時間だったようです。
 今回の山田さんの仙台での講演会はありがたき、一体全体な濃厚な3日間でした。
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 25日の山田さん講演会の冒頭にイスラエル国歌をお聞かせいただきましたが、ユダヤと日本の繋がりは深いようです。君が代と似た感じで、歌詞には、東に帰ろうという一節があるようです。お話の内容は言霊的、スポット的に要点をお伝えします。

・5年間お話をすることなく、聞くばかりで過ごしていて圧が高まり今回このようなタイミングでお話することになった。「一杯お話する人は聞いてくれる人にお金を払った方が良い」。
・はがき道の坂田さんは、人間は心を綺麗にするために生まれてきたと言います。昨年の3,11東日本大震災を含めて起きたことは全部自分のせいだと話されているが、自分もそう思う。「あらゆることを知らなくても良いが知ったら全部自分のせいだ」。
・仙台空港に降りて海から陸地に差し掛かる光景を見て凄い波動がきた。津波で全てが消えて行き、文明が消えてしまったようだ。
・ペンシルロケットの航空、宇宙工学士糸川英夫さんは初代イスラエル首相のデビッド・ベングリオンが大好きで、イスラエルに多くの資金援助をしていた。戦闘機の隼の設計に携わり、小惑星はイトカワと命名され、イトカワへの探査機ハヤブサは7年の旅を終えて無事帰還しました。映画はやぶさは涙と感動で観たそうです。山田さんは晩年の糸川さんとご縁を頂き、イスラエルに行くことになります。糸川さんは「イスラエルの知恵と日本の技術力がひとつにならないと」と話していた。
・「夢が無いのは感謝が無いから」「前例が無いからやってみよう」
・飯島さんとは平成7年に会ったが意固地だが心が綺麗と思った。清里の知花敏彦さんのご縁でボリビヤに行かれた。飯島秀行さんは無私の人、全体の人、ひとつの人。初めて会った人の未来が見える人。そしていつも向こうへ行ったり来たりしている。飯島さんは瞑想しなさいという。阪神淡路大震災まで長年瞑想していたが、地震の前に揺れが分かった。それから自分は目が覚めて瞑想を止めた。
・自分は分からないことを自分流に考えて、引っ込めたり納得したりして行くが、未だ分からない事はとことん追究して行くタイプ。20年前から講演会等主催して5年前で止めた。学んでいたことは日本の実体。これからは情報革命の時代で如何にやっていくのか。目的は真理の探究で、具現化して伝えて行く。3,11以降商品が売れたが、物が売れても何もならない。水、空気が身体を直しているのではない。「物質は物質で変化させることは出来ない」。真理を如何様に考えて、どのように伝えて行くのか。
・「これで良いと言ったら行ける。拒否されたら止めたら良い。」。各人全く違う人生、立派な小説になる。前例が無いから人生していて、変化するから楽しい。
・ルーツはあり、誰のせいでもなく、変えられない運命がある。震災はいつでも起きている。真理を伝えて行きたいがその中で見えてくるたった一つの真理。「+と-」。
・光は原子の飛び出した電子が元に戻る時に発している。「光は調和したところに帰る時に発する」。我々はどうしたら光輝くのか。離れる人は暗くなるし、輝きすぎると遠くへ行き亡くなる。
・「全ては意識が作り出した。自分がかかわったものを大切にしたいし、心を尽くしたい。」。正体は分からない。どうせ分からないなら気源良く(きげんよく)生きよう。生きればいろいろある。生きてさえいれば、兎に角、「気源良く生きよう」。
・野口さんの天音天画とは平成4年に初めて出会った。最初に書いていただいた絵は山があり空に龍が駆けていた。何も分からずに変な質問をしたが、山は四国の剣山のようだと。そして数日後友人から剣山へ誘われた。その内容は良くわからないが、ちょっと先の未来情報が現されている。それは誰でもが持っていて、それを引き出せる人がいる。全体の意識の集合体の中のひとり。
・ありがとうおじさんに内緒でこの世は一人ですかと聞いた時、「この世は一人でちょっと淋しい」と言っていた。山頭家も別れの時、決して後ろを振り返らなかったが、それは「本当に悲しいから振り返らない」からだと言う。存在の絶対的孤独は耐えられないこと。
・「ここに起きている事は全部許して生きて行くしかない。」。この世は想像の世界。「未知はどこまで行っても未知。」。
・あわ歌の中山博さんに会ったが、ほつま伝えはどうでもよいと言っていた。あわ歌も歌う中で、「吐けば入る、引けば出る」がある。これも法則の一つ。
・地球はオゾン層が破壊され大気圏の気抜けが起きていて、地球は圧力を上げる必要で地震を起こしている。UFOはオゾン層を修復に来ているとか?
・中心に近いことは速くいて良いこと、悪いことは中心から遠くて遅い。皆の細胞の中には同じ情報が入っていて、それにスイッチを入れるかは自分が決めること。「誰かに依存せずに自らが創造主と考える。」。「ひとりの中に全体がある、すなわち一体全体で元はひとつ。」。
・全ては+と-。飯島さんの空気清浄器、水浄化装置、発電機は同じ仕組みで圧を高めることで変化が起きている。地球の自転も同じ。飯島さんの話はほとんどの人が寝てしまう。凄い人で、4月の講演会は是非聞いて下さい。

 
※山田さんが仙台訪問時の様子をご自身のサイトで紹介されました。
伊路波村通信120302号  縁の中に生かされて

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仙台天命塾長

Author:仙台天命塾長
 大久保直政
http://genkiup.net/

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